看護師向いてない…と落ち込む時も。
看護師していて良かったと自分の仕事にやりがいを感じる時も。
看護師やめたいと思い悩む時も。
数えきれないくらいたくさん、複数のことを同時にこなし、ナースコールに笑顔で答え、理不尽なことも耐えている。
そんな毎日。
自分自身は二の次で頑張り屋さんの多い看護師
休日に勉強会行って、残業して働いて夜勤して体調崩して「患者さんのため」看護。
仕事でヘトヘトになって「看護」「自己犠牲」と調べたらナイチンゲールの言葉が検索に出てきました
自己犠牲の上で仕事を行うことも、理不尽な環境で心身を疲労させながら働くことも望んでいませんよね。
現代の日本にナイチンゲールが生きていたらきっとこう言います。
それは看護じゃない!
看護師として働くのを諦める前に、ナイチンゲールに聞いてみませんか?
看護は自己犠牲で成り立つもの?
ナイチンゲールは白衣の天使、看護の先駆者と呼ばれているけど実際どうにゃの?
看護師なら誰もが知っているナイチンゲール
ナイチンゲールは本当に心をすり減らして働くような自己犠牲を看護師に望んでいたのでしょうか?
ナイチンゲールは昔こう言いました
看護の仕事は、
快活な、幸福な、希望に満ちた
精神の仕事です。
犠牲を払っているなどとは
決して考えない、
熱心な、明るい、
活発な女性こそ、
本当の看護師
と言えるのです
今の仕事は多忙で患者に振り回され、休憩も取れず、休みの日には1日寝てしまう。自己犠牲をし寿命を削って働いている。今の仕事と正反対
そう思った方いませんか?
自分自身に聞いてみてください。
今の働き方、本当に自分の望んだもの?
もし、自分の望んだものでないのであれば「どう働きたいか」をじっくり考えてみましょう♪(´ε` )
ナイチンゲールの名言
ナイチンゲールは看護師として、女性として社会人として大切な言葉を残しています
ナイチンゲールの名言ー仕事編ー 看護とは何か
”看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさを適切に保ち、食事を適切に選択し管理すること。こういったことの全てを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えること を意味すべきである(ナイチンゲール著、湯槇ます他訳『看護覚え書』、P15、現代社、2011より引用)
看護については「神秘」などまったく存在しない。よい看護というものは、あらゆる病気に共通する細々したこと、および一人ひとりの病人に固有のこまごましたことを観察すること、ただこの2つだけで成り立っている。(ナイチンゲール著、湯槇ます他訳『看護覚え書』、P197、現代社、2011より引用)
病気とは、健康を阻害してきた、いろいろな条件からくる結果や影響を取り除こうとする自然の働きかけの過程なのである。癒そうとしているのは自然で合って、私たちは、その自然の働きかけを助けるのである(ナイチンゲール著、湯槇ます監修 ナイチンゲール著作集 第二巻「病人の看護と健康を守る看護」、P128、現代社、1974より引用)
看護師は環境の一つだにゃ
難しいことを考えずに、看護とは病人の「苦痛」を取り除き「回復」を助けること。
いつの間にか看護師の業務が増え仕事に追われていますが本質を忘れないようにしたいですよね
ナイチンゲールの名言ー看護師編ー 看護とは何か
看護師のまさに基本は、患者が何を感じているかを、患者に辛い思いをさせて言わせることではなく、患者の表情に現れるあらゆる変化から読み取ることができることなのである(ナイチンゲール著、湯槇ます他訳『看護覚え書』、P227、現代社、2011より引用)
表情を相手から読み取ることができる看護師になりたいですよね
まだまだいきます!!次はドキッとする一言。
看護師は自分の仕事に三重の関心を持たなければならない。一つはその症例に対する理性的な関心、そして病人に対する(もっと強い)心のこもった関心、もう一つは病人の世話と治療についての技術的(実践的)関心である(ナイチンゲール著、湯槇ます監修 ナイチンゲール著作集 第二巻「病人の看護と健康を守る看護」、P140、現代社、1974より引用)
仕事を早く終わらすことばかり考えていましたが反省します…。。。
人はすぐには成長できないけど、毎日少しずつ絶対に成長しているにゃ
人材は作り出さなければならない。揺るぎのない基礎を固めるには、根強い、熱意のこもった数年間が必要なのである(ナイチンゲール著、湯槇ます監修 ナイチンゲール著作集 第1巻「女性に要る陸軍病院の看護」、P79、現代社、1975より引用)
ナイチンゲールの名言ー観察編ー
ナイチンゲールは観察を重視しています
環境を整えるのも、病人の看護を行うのも観察が大切。
観察に関連し、たくさんの名言を残しています
看護師に課す授業の中で、最も重要でまた実際の役に立つものは、観察は何か、どのように観察するかを教えることである。(ナイチンゲール著、湯槇ます他訳『看護覚え書』、P 178、現代社、2011より引用)
正確な観察習慣を身につけないかぎり、我々がどんなに献身的で合っても看護師としては役に立たない(ナイチンゲール著、湯槇ます他訳『看護覚え書』、P 189、現代社、2011より引用)
観察って難しいよね
ナイチンゲールの名言 ー病院編ー
ナイチンゲールは病院をどう思っていたの?
内科的ないし外科的治療処置が絶対に必要である時期を過ぎたならば、いかなる患者も1日たりとも長く病院に留まるべきではない。これは例外のない原則である(ナイチンゲール著、湯槇ます監修 ナイチンゲール著作集 第2巻「病院覚え書」、P293、現代社、1974より引用)
病院の役割も変わってきています。
ただ、「自宅に帰りたい」という思いとタイミングを逃さないよう関わりたいですよね
ナイチンゲールの名言 ー天使とはー
誰が言い出したのか、看護師は「白衣の天使」という言い方をされます。
実際は6K(汚い、臭い、きつい…etc)とイメージとのギャップがすごい仕事です。
SNSでも「もう辞めたい」「看護師無理」「向いてない」の言葉で溢れています。
ネットで検索したら「看護師」の次にくるのは「退職」「ブラック」「うつ」などネガティブワードばかり。
私も検索したことあります
勝手なイメージばかりでうんざりしちゃう
清純な、誰にでも優しいイメージが「白衣の天使」にはあるようですが、誰もそんなことを言っていません。
ナイチンゲールが看護師に伝えたのは
天使とは、花をまきちらしながら歩く者ではなく、人を健康へと導くために、人が忌み嫌う仕事を感謝されることなくやりこなす者である
ナイチンゲールはすごい人だね。
そんなふうになれないよ
今こうして記事を書いている私ですがナイチンゲールになりたいともなれるとも思っていません。
今この記事を書くまで忘れていました。
無理なものは無理だもん
心の底から思います。
ナイチンゲールのようにならなくていいです。
自分は自分にしかなれません。
自分と全く同じ看護を同じ言葉で、同じ声でできる人がいたら怖くないですか?
結論:自分のしたい看護をすればいい
一番はじめに紹介したナイチンゲールの言葉
今の仕事でいいのかな、この仕事はやりたい仕事なのかなと迷った時。
看護の仕事は、
快活な、幸福な、希望に満ちた精神の仕事です。
犠牲を払っているなどとは決して考えない、
熱心な、明るい、活発な女性こそ、
本当の看護師と言えるのです
自分はこの世にたった1人。自分にしかできない看護はきっとあるにゃ
きっとナイチンゲールが伝えたかったのはこんなこと。
看護師は観察し、人の感情を読み取ることができるプロ。
看護師向いていない
と時には嘆くこともあるでしょう。
「ありがとう」の患者さんの言葉に励まされ今日も自分の仕事を好きでいられるように、のんびりがんばりましょう(๑>◡<๑)
記事を見ていただき、ありがとうございました!!
他にもこんな記事を書いているのでまた遊びにきてくださいね♫
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