＜看護師の派遣レビュー＞病棟フリー業務の看護師派遣ってどんな仕事？

時折ある病棟への派遣

1日単位ではなく、期間が決まった派遣であることが多いです

その仕事内容も病院と派遣会社の間で細かく決められています

この記事読んでわかること

気になるポイントを実際に働いた経験からまとめていきます！！

１つの体験談として参考になれば嬉しいです

結論

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仕事内容

病棟への派遣は産休代替派遣

私の場合は１０００床を超える大学附属の病院での派遣業務でした

病院の慢性的な人手不足を埋めるための産休代替派遣なので1ヶ月の契約で更新制

今までのキャリアを考え、経験した科のある病棟での勤務となりました

産休代替派遣：医療機関で働く看護師が、産休・育休に入っている間だけ就業する雇用形態

契約内容

看護補助さんに頼みたいけど、術後の清潔ケアや点滴患者の移送など補助さんには頼みにくいことを中心に仕事をおこなっていました

つまりバイタルサインや点滴、採血などの処置は含まれていませんでした

この契約内容は体験した当時の契約内容であり、病院ごとに変わります。

産休代替派遣であっても受け持ちを持って看護業務を希望されることも多いと思います

一般病棟での看護業務全般（診療介助、バイタル測定、採血、点滴、記録等）※産休育休代替派遣という求人内容で出ていることが多いです

その病院で初めて産休大体派遣を使うとのことで始めは様子を見ながらだったのかもしれません。

契約更新

更新は病院側が「今月までで」と言われたらそこで終了。

もしくは私が「今月で終了したいです」といえば終了の一ヶ月更新制でした

初めから三ヶ月、六ヶ月と決まっているものもあります

時給と就業時間

看護師さんの動きを見ながら必要そうならリーダーに声かけを行い、業務を行うと1日はあっという間に過ぎて行きました

時給と就業時間

派遣では休憩はしっかり決まった時間取らないと契約違反になるそうです

1日のスケジュール例

	業務内容
9時	出勤・病棟常備薬のチェック・退院後ベッドの片付け・部屋移動
10時	放射線療法の移送・外回り業務・手術後ベッドの作成・清潔ケア
11時	清潔ケア・入院オリエンテーション（病棟内の案内）・外回り業務
12時	配膳後休憩
13時	外回り業務・下膳・清潔ケア
14時	清潔ケア・シーツ交換
15時	清潔ケア・部屋移動
16時	車椅子の拭き掃除・浴室の清掃・シーツ交換・器具庫の整理
17時	退勤

基本的には看護補助業務＋αのような業務でした。

清潔ケア、移送などの業務をで派遣に依頼し、病棟に勤務している看護師の負担を減らそうという看護部の意図があったと思います。

ケアの際は受け持ちからの情報を得ていました

もともとその科の看護経験があったので、ドレーンの種類や化学療法の内容などで何の疾患の方かは何となく分かった部分もあります

社会保険

派遣で生活するのに大切なのは社会保険の加入の有無があるかどうか

派遣元が社会保険の加入の手続きをします

雇用保険・健康保険の条件

とても大事！！

更新を続けて2ヶ月を超えることがあれば加入する義務があります

はじめは2カ月未満の契約で、更新して2カ月以上継続して働くことになった場合は、更新の時点から加入

保険料は加入者である会社、本人との折半ですが派遣会社の場合は

もう少し細かく決められています

詳しくは厚生労働省の派遣に関するページや派遣元の就業規則を参考にしてくださいね

厚生労働省；派遣で働く皆様へ　

お仕事をはじめる前に加入していたのが国民健康保険・国民年金だった場合、親や配偶者の保険に被扶養者として加入していた場合には、そちらの保険からの脱退の手続きが必要です。脱退の手続きは自分で行う必要があります

国民健康保険と健康保険、どちらの保険料が安いかは人によります。

給料は仕事にあったもの？

配属されたのは化学療法、手術の多い比較的病院内でも回転の早い部署だったのでいつもバタバタと頼まれごとがありました。

決して暇でも楽でもなかったです

短い間にスタッフに信用され、トラブルなく患者さんへ苦痛を与えないよう看護をする必要がありました

私でできることなら何でもするよー！！という気持ちでしたし、採血や点滴なども変われたら、職員さんの負担が減っただろうなと思います。

社会保険料を引くと手取りは25万切ったので高いような低いような。

時給は病棟スタッフには言わないようにしていましたね( ；∀；)

弁当、水筒持参し健康的に無理なく生活するには十分でした。

メリットを一言で言うと

委員会、看護研究はないのはメリット。人間関係も期間限定なのは楽

デメリットを一言で言うと

派遣は雇用期間、福利厚生、ボーナスなどの面で不安定

病棟派遣の人間関係

これも場所によると思いますが、

幸い言い方きついなーという人がいても、あくまで派遣。

ずっとここで働くわけではないので割り切れます。

雰囲気や言動で何となくの経験年数や職員同士の人間関係はわかりますよね。

いわゆるお局様は味方につけないと立場が悪くなるので困ったら師長さんやお局様、その日のリーダーに聞いていました

これは経験の浅いスタッフを守るためにも、自分の身を守るためにも。

少しでも手の空いた時は、リーダーに聞いてました

機嫌が表情に出るのは気をつけようと自分でも思いました。

基本的に皆さんいい人ばかり。だんだんとお互い慣れてくるので人間関係はしんどくありませんでした

詳しくは⬇︎を

派遣の注意点

一番気をつけていたこと

絶対に一つはある独自の病棟ルール

働いた当初苦労するのがこれですよね。

中途採用された職場でも気をつけるこのルール。派遣でも一緒です。

他に派遣で仕事をしていて気をつけたほうがいいなと思うことをまとめてみました

決まった時間内でたくさんの業務を早く丁寧に、正確にすればするほどスタッフの信頼は高まり自分の評価は上がります

信頼が低いと「何も頼まれない」「陰口を言われる」「雰囲気が悪い」と働きにくい職場になります

退職した理由

引っ越しをもともと予定していたため期間が来たので辞めました

病棟フリー業務、業務内容と時給から考えると普段病院で働いているスタッフに申し訳ないくらい楽

引っ越しがなければ働けるだけ次の良い職場が見つかるまで働いていたかもしれません。

今なら派遣で働きながら、ブログ、副業で単発の派遣、WEBライターなどをして生計を立てられるのにと思います

期間が選べるので、退職し次の職場への繋ぎにもおすすめ

結論　病棟フリー業務で身につく「看護師に大切なスキル」

はっきりいうと看護技術は身につきません。

でも、看護師に必要なスキルはたくさん身につけることができます。

自分がフリー業務をひたすらして客観的にスタッフの動きを見たことで

何をどう頼めば、頼まれた人は動きやすいか

がわかったのは大きな収穫です

病棟派遣をまとめると

どの仕事にもメリット、デメリットがあります。

自分に合う仕事を探したい、見つからない。

今後のキャリアに悩んでいる時は転職アドバイザーに聞いてもらうと解決することもあります

登録無料なので利用しないのは損ですよね